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GCDF的ジレンマの克服法

10回目のGCDF(キャリアカウンセラー)トレーニングのテーマは、
GCDFの「倫理基準」。

 

同僚、上司との関係、クライアントからの要望等の狭間におかれ、
簡単に判断できないジレンマに陥ったとき、どうすればよいか?

そんな状況から脱却する「ジレンマへの意思決定プロセス」は、
普段の生活やビジネスシーンでも活用できそうなので、ここで紹介します。

 

<ケース>

「大学と契約しているキャリアカウンセラー。先輩カウンセラーから
 『学生用のキャリア・アセスメント・テストの在庫が切れたので、
 次の予算期まではこれを使って』と大量のアセスメント・テストのコピーを渡された。
あなたならどうする?」

 

【ステップ1】ジレンマに気づき、問題を特定する

今どのようなジレンマを感じているか、問題を認識する。


「コピーの使用は、違法行為。でも、これを使わなければ、学生は今後のキャリア
 設計に役立つアセスメント・テストを受けられなくなる、というジレンマ」

            


【ステップ2】拠り所となるものを確認する

GCDF倫理基準」や法令など、拠り所となる規定(または自分の価値観、信念)
を確認する。


「今回の事例では、著作権法を参照する。
(「違法行為は絶対にしない」という自分の価値観を振り返る)」

           
 

【ステップ3】選択肢を評価する

考えられる選択肢をリストアップし、それぞれについて「リスク」「得られるもの」
「予測される結果」を吟味・評価する。
選択肢について、専門家や同僚等に意見を求める。


(選択肢1)コピーを使用する

     リスク:違法行為である

     得られるもの:学生はアセスメントを受けられる、先輩と波風が立たない

     予測される結果:いつかは違法行為が露見し、自分が失職する恐れもある

(選択肢2)大学側に緊急予算措置を申請する
 ・ リスク:・・・
 ・得られるもの:・・・
 ・予測される結果:・・・


(選択肢3)低予算で出来る別のアセスメントを探す

 ・・・・・

            

【ステップ4】自分の感情を振り返る

自分の感情を振り返る。特に、自分が一番重要に感じているものは何か、
ある選択肢を選んだときの自分の感情をシミュレーションするなど、熟考する


「大学側に予算申請したら、先輩カウンセラーと関係が悪化するが、ガマンできるか?」

            
 

【ステップ5】実行とフォローアップ

選択肢を吟味し、「実行すべき行動」と「予定時期」「完了時期」を決定し、実行に移す。


「先輩との関係は悪化しても、違法行為はしないという信念は曲げられない。
明日、先輩に話した上で、大学のキャリアセンター担当者に予算申請をしてみよう!」

 


一見すると普通の意思決定プロセスとあまり変わらないように見えますが、

選択肢を最終決定する前に、「自分の感情を振り返る」点が、

ビジネスライクでなく、心理学をベースとするカウンセラーらしいと思いました。


感情面で受け入れがたい選択肢は、どんなに合理的な解決策に見えても、

その人にとってベストな解ではない、という思想が根底にあるからです。

 

また、ここで強調されたのは

「ジレンマに陥っても、すぐに出来る対処法をまず考えることは絶対にしない」こと。


なぜなら、すぐにできること=自分の価値観にとってのベストな解 ではないから。

すぐに判断・実行しても、後から後悔することが往々にしてあるからです。

 

仕事や日常生活では、何か問題が発生すると、
すぐにできる対処療法に走ってしまうことがどうしても多くなりがち。


今回学んだ自分の価値観に沿った丁寧な意思決定、
これからは意識してみようと思います。

 

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