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終わらなければ始まらない 〜トランジション〜

キャリアを考える上の重要な転機として
「トランジション(transition)」という概念があります。

「過渡期、「転換期」と訳されますが、
就職、転職、出産、退職、死別等が大きな具体例。


トランジションは様々なきっかけで起こりますが、
そこに見られるプロセスをパターン化したのが
ウィリアム・ブリッジスの「トランジション3段階論」です。

トランジションは

第一段階:終焉=何かが終わる時

     

第二段階:ニュートラル・ゾーン=混乱や苦悩の時期

     

第三段階:開始=何かが始まる時


というプロセスを踏むというもの。

 

「働くひとのためのキャリア・デザイン」
金井
壽宏氏は次のように説明していました。

 

「移行期とは、ある状態が終わり、別のある状態が始まるということであるのに、
多くの人が、後者の『開始』ばかりを目にして、
いったい何が終わったのかという『終焉』を往々にして不問にしている


・・・その間に途方にくれたり、やや宙ぶらりんな感覚になったりしながら、
徐々に新たな始まりに向けてしっかりと気持ちを統合していくことが必要

・・・これをくぐらなかった人に限って、過ぎてしまった過去を振り返ってしまう

 

さらに、金井氏の本では、終焉とニュートラル・ゾーンを経ないまま、
第一子を出産した母親の葛藤例が紹介されていました。


夫婦二人だけの気ままな生活が「終わる」ということを意識しないまま、

子育てという大量のエネルギーを必要とすることを「開始」してしまうと、

子どものいない頃を過度になつかしんだり、

赤ん坊のいる自分の身の上を嘆いてしまうという事例。

 

確かに、子育てに対して、ある程度覚悟はしていても、
自由な独り身に、きちんと「さよなら」をしてから出産するママって
あまりいないように思えます。

 

私自身の「トランジション」を振り返ってみると、
9年前に父が他界したのが大きな転換期でした。

 

母は、父の死後、悲しみと喪失感で3ヶ月泣きとおしました

でも、悲しみぬいたその後は、立ち直りが早く

父の死が後をひくということはありませんでした。

 

一方、私は父が亡くなってとても哀しかったけれど、

その直後は葬儀や香典返しなど、儀式や儀礼対応で忙しかったり

忌引きが明けると、今度は仕事の忙しさに紛れてしまったりで

(離れて暮らしていたせいもあり)父の死を悲しみぬくことのないまま

時間だけが過ぎていきました。

そのせいか、1年経っても5年経っても、父のことを思い出すと涙が溢れてしまう

と、思いっきり後をひいてしまったのです

 

「何かが終わる」時には、葛藤しながらもそれから逃げずに受け止めて、

自分の中でしっかりと終わらせてから、
次のステップに進むのが大切なのだと、
くづく思いました。

 

自分の中でしっかりと「何か」を終わらせてから始める!!

育休中という、まさに大きなトランジションにいる身として、肝に命じましょう。

| YUKI | GCDF | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
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Comment
2008/09/04 5:44 PM posted by: トモ(10mo)
YUKIさん、こんにちは!さっそく
ブログを拝見させていただきました。
私もGCDFで学んだことは少しばかり
OUTPUTしているのですが、全然まとまっていない
&自分の体験が織り込まれていない…と痛感しました。
わかりやすくて、すてきなブログですね!
参考にさせていただきます。
ありがとうございます★
2008/09/04 10:47 PM posted by: YUKI
トモさん、
早速コメントありがとうございます!

GCDFの学習内容は、自分ごとに置き換えて考えないと
ストンと落ちない、覚えないということもあって
頑張って書いているといった所です。
頑張りすぎて、更新頻度が少なくなってしまうのが大いなる反省点です。

その点、こまめにアップされているトモさんのブログ
私は素晴らしいと思いますよ。

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